マドリード観光情報とおすすめ宿泊エリア、おすすめホテル

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はっきり言いましょう。

マドリードはそんなに長時間いなくてもいいです。

効率的に観光すれば、1日もしくは2日滞在すれば十分だと思います。

 

(個人的な意見です。石投げないでくださいね)

いろんな人の気分を害しそうですが、匿名ブログだからいいよね!

ぶっちゃけ、プラド美術館の所蔵品は日本人に馴染みが薄いと思います。

ソフィア王妃芸術センターはピカソのゲルニカを見に行くところって印象です。

フラメンコを見たいなら南部へ行きます。

バルセロナやパリ、ローマと比べると…と思います。

 

とはいえ、ナメちゃいけません。それは必見のスポットをちゃんと巡った上でのお話。 

と、いうことでマドリードを効率的に観光するための情報を提供したいと思います。

 

マドリードで訪れるべき観光地

まずはこの地図をご覧ください。

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右のピンクで囲まれたプラド美術館ソフィア王妃芸術センター

左の青で囲まれた太陽の門(プエルタデルソル)マヨール広場

これらが私が思うマドリードで最も重要な場所です。

 

王宮やデスカルサス・レアレス修道院も素敵な場所ですが、時間があれば後ほど紹介するトレドに行く方がいいかも。

それぞれの場所の簡単な紹介をしますね。

ピンクコーナー

プラド美術館

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歴代のスペイン王家が収集してきた絵画が展示されています。

そのため、スペインで活躍した画家の作品が多いですが一部イタリアの絵画も。

これはヨーロッパの複雑な歴史の中、スペイン王家がイタリアの一部を支配していた時代もあるから。

この美術館の代表的な画家はベラスケスやゴヤ、エルグレコなど。

ちょっと日本人には馴染みが薄いかもしれません。でも、きっとどこかで見かけたことがある作品の本物と出会えるはず。

 

有名な絵をご紹介。

エル・グレコ

羊飼いの礼拝

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フランシスコ・デ・ゴヤ

マドリード、1808年5月3日

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フランシスコ・デ・ゴヤ

裸のマハと着衣のマハの連作

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ソフィア王妃芸術センター

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ソフィア王妃芸術センターはパブロ・ピカソ作『ゲルニカ』があることで有名です。芸術が好きな人はそれだけで訪れる価値があると思います。

マドリードの中央駅とも言えるアトーチャ駅近くなので、トレドへお出かけする前後で訪れてみてもいいかも。

 

パブロ・ピカソ

ゲルニカ

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青コーナー

太陽の門(プエルタデルソル)

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スペインの中心です。スペイン国道の0km地点。ここが全ての道の基準です。

この広場周辺には様々なショッピングモールやお店が立ち並び、人通りの絶えない場所です。地下鉄も多く走っているので、どこからでもアクセスしやすいです。

イメージとしては渋谷のスクランブル交差点。(広場の大半は歩行者天国ですが)

マドリードに来たら、訪れてほしいところです。

マヨール広場

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とても美しい広場、マヨール広場は市民生活の中心でした。

かつては市場が立っていたり、闘牛やサッカーをしたりしていました。

私が先日行った時は青空コンサートが開催されていました。とても素敵です。

そして、マヨール広場まで来たらぜひ!周辺のバールも訪れてみてください。

とても特色ある様々なバールが所狭しと立ち並んでいます。

キノコ専門のバール、生ハム専門のバール、ムール貝専門のバール。

思い出すだけで、お腹が減ってきます。

お隣サンミゲル広場にあるサンミゲル市場は屋内の市場で入っているお店のほとんどがその場で飲食を提供しています。

これは訪問の価値ありです!

 

サンミゲル市場の外観

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マドリードから郊外にお出かけ

時間が許せばぜひ訪れてほしいのはマドリード郊外のトレド。

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マドリードから高速鉄道で30分の街です。

『もし1日しかスペインにいられないのなら、トレドへ行け』と称されるトレド。中世のスペインを体感するならここに勝るところはありません。

また、エル・グレコが亡くなるまで住んでいた街でもあり、残されたエル・グレコの作品の一部もここで見ることができます。

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そして、世界遺産にも登録されているここのトレド大聖堂も必見です。言葉通り圧倒されます。人生で一度は訪れて欲しい教会の一つです。

溢れ出すラスボス感。

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マドリードのおすすめ宿泊エリア

さて話をマドリードに戻しましょう。

これまで紹介してきた様にピンクと青が重要ポイントです。この2カ所の中間がおすすめ宿泊エリアです。

 マドリード全体から見るとこの辺り。

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しかし、この辺りは中央駅から少し距離があります!トレドも訪れたい!という人はソフィア王妃芸術センター近くもオススメです。

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マドリードおすすめホテル

具体的にホテルを絞って紹介します。

まずはピンクと青の中間地点のホテルから。

Hotel Villa Real

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芸術品収集家のオーナーが集めた数々の絵画や彫刻がホテル中に飾られています。

マドリードの一等地、中心部にあるため、ちょっとだけ手狭感がありますがそれがこじんまりとしたヨーロッパらしいホテル。どこへ出かけるにも最高の立地です。

 

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Hotel Mediodia

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ソフィア王妃芸術センターと中央駅であるアトーチャ駅に隣接したとても便利な立地なホテルです。

空港から市内へ向かうバスもこのアトーチャ駅の敷地で止まるので、空港へのアクセスも便利。あんまりタクシーは使いたくないという節約派にもオススメのホテルです。

 

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マドリード関連書籍

マドリードを訪れるなら、ぜひこの本を読んでから行ってみてください。

私は予備知識があればあるほど、深くその街を知ることができると思っています。

おすすめです。

 

地球の歩き方のマドリード特化型

スペインに行った添乗員は多分100%読んでいます。

私はこういうのを読んでから行きたい人です。物語シリーズは鉄板。