タイのプーケットで中古車、買っちゃいました。探し方と購入手続き
プーケットに移住して166日目。ついに車買っちゃいました。
タイの情報が中心ですけどプーケットだけじゃなく、海外住みの人に参考になれば幸いです。
中古車の探し方
さて、中古車を買おうと思いたっても、どこで情報を探して、どうやって買えばいいかわからないです。
五里霧中、試行錯誤しました。その中で見つけた方法をご紹介します。
ざっくり分けると2つの方法に分かれます。
- ディーラーから買う
- 個人から買う
この中でも色々と分かれるのでそれぞれについて話してみたいと思います。
ディーラーから買う
正規ディーラーから買う
タイに限らず、ある程度の国ですと大体正規ディーラーがいます。
ライセンス契約を車会社と結んでサービスを提供する会社です。
日本でいえばヤナセがメルセデス・ベンツなどの正規ディーラーを務めています。
簡単にいうと、目が届かない国や地方を担当する仕事を外注している。ということですね。
こういう会社を探すのは簡単です。
『トヨタ 場所』で検索すると一発で検索に出てきます。
こういうところで中古車を買うことのいいことは、整備やアフターサービスがしっかりしているので安心安全に購入することができるというところです。
その一方で、値段が高いです。いや、本当に。めちゃくちゃ高いっす。
大規模・中規模ローカル中古車屋から買う
別にそこまでサポートされてなくていいから、そこそこの車をそこそこの値段で買いたい人にはこちらがおすすめ。
大企業のお墨付きはつきませんが、ローカルの経営の中古車屋さんであるため、値段は安めです。
これまでみた傾向として、大規模であればあるほど、変な車は減ります。15年落ちとか20年落ちっていうのはほとんど扱いません。
こういうお店が『相場』な値段だと思います。
ガレージ(修理工場)から買う
修理工場へ行くと、たまに車を売っているケースがあります。
修理がメインだけど、端っこに4、5台置いてあって、それを売っている場合があります。何軒か行って聞いてみましたが、どれも異常な安値です。
事故歴や走行距離についてはあまり信用できません。(修理屋でいじってるかも)
ただこれまでの中で最も安いです。
車を見る目がある人は、こういうところで掘り出し物を探してもいいかも。
個人から買う
SNSなどインターネットから買う
今本当にオンラインで色々な交流がありますね。それらを上手く使えばいいお買い物ができるかもしれません。その中心にあるのはfacebook(フェイスブック)。
私が知っているどの国でも大体facebookにコミュニティがあり、中古車の売買を行っています。
ただ個人が出しているものなので、自分の好きな車種が出てくるのを待っているとなかなか車を買えないというのが考えものですね。
そして、これまた車を見る目が必要です。
先日来た友人から聞いたところによるとCraigs Listというサイトもいいそうです。アメリカ発祥で今日本でも拡大中だとか。
タイですと、BahtSoldというサイトも個人間の取引に役立ちます。
友人から買う
このケースも多いと思います。友達が多い人は周りにあたって見るといいと思います。
ローンを払えなかった車を買う(タイ限定?)
たまに路駐している車にFor Saleなんて買いてあることがあります。
色々調べたり、聞いたりしてみるとあれはローンが払えなくなった車だそうです。
ひどい
その代わり新車であることが多いので、それもまた一興という感じですが、基本的にローンを引き継ぐ形になります。
現金で一括で払う!と言っても金融機関的には金利を稼ぎたいために結んだ契約ですから契約途中で全額払われても困るわけですね。
なので、現地に住んで金融機関の審査に通ることが前提です。
私が車を探すのに使った手段
私は至極簡単に車を探しました。
『Phuket Used Car』とか『Phuket second hand car』と調べて一番上に出て来たのが、様々な中古車屋さんが投稿しているサイトでした。
日本でいうカーセンサーとかその辺りのサイトですね。
そこで値段をソートして、年数をソートして、希望に合う車を探して、その中古車屋さんへ下見しに行くという手段を取りました。
見に行かずにメールを送ってもいいんですけど、それだとお店の雰囲気がつかめないので足を運ぶようにしました。
結局何軒か見に行ったのですが、ボロボロの修理工場だったり、すでに売り切れていたりしたので行った価値はあると思います。
中古車のチェックの仕方
私は全く車の中身について詳しくないので、ググったり友人からの知識を拝借しながらチェックしました。きっとこの知識だけだと不十分かもしれませんが、参考になれば嬉しいです。
私がチェックしたのは下記2項目
- 事故歴チェック
- 水没車チェック
事故歴をチェックするためにもらったアドバイスは2つ。
- ボンネットを開けて、溶接跡がないかどうか。
- まっすぐ走るかどうか。
ボンネットの中に溶接跡があるかどうかっていうのはとてもシンプルな話。
大きな事故があって、フロントが『グシャ』ってなってたら、それはもう新しい骨組みを組むしかありません。
なので、溶接跡があるかないかで本当に事故歴があったかどうかを推測することができます。
まっすぐ走るかどうかというのは、修理屋の友人に聞いたところ、事故の経験があるとホイールやシャーシの問題で車全体として歪む可能性があるそうです。
直進するときにハンドルを全く動かさずに走り、右に寄ったり左に寄ったりする場合は歪みがある可能性が高いとのこと。これは、タイヤの減り具合で左右に違いがあるかどうかを見てもわかるそうですが、最も分かりやすいのは試乗させてもらい、直進でハンドルを固定すると一番分かりやすいとのこと。
水没車をチェックするためにもらったアドバイスは1つ。
- 車下部にサビはないか。
これのチェックのために車の下まで潜りました。
他にはドアの下部のカバーとかを外してもらって、シミなどがないかというのもチェックしました。
日本ではあり得ないと思いますが、スコール激しいタイでは車が水没する可能性があります。そうなるとエンジンに水が入り、ダメージを受け、長持ちしない可能性があるそうです。
購入の手続き
あなたはここまで色々と調べて見た結果、これにしよう!と決めました。
じゃあ、タイで中古車を購入するのに必要な書類や手続きは何か。
まずは書類。
- パスポート
- ワークパーミット、もしくは居住証明
これだけです。
パスポートは言わずもがな。
ワークパーミットもしくは居住証明というのは、あなたが本当にタイに住んでいる人なのかを証明するために必要です。
私はまだワークパーミットがなく、学生ビザでタイに住んでいるので居住証明を提出しました。
この居住証明はイミグレーションオフィスでさらっと作ってくれます。かつては旅行者も取れたようですが、最近は厳しくなっているとか。まぁ旅行者が車を買うことはないと思いますが…。
もし旅行者としてタイに入り、ビザランと言って海外へ出たり入ったりしている人は公的に居住者として認められないので車を買うことはできないわけですね。
探せば抜け道はあるかもしれませんが、それは知りません。
さて、その後の手続きですが中古車屋さんのサービスによります。
発生する手続きとしては、車の名義変更。強制保険の加入。車税の支払い。の3点です。
車の名義はブルーブックという冊子に記載されます。
1部は本人に、1部は陸運局に保存されます。この変更があって、初めて車があなたのものであるということが証明されるわけですね。
強制保険というのは政府が制定している最低限の車両(対人)保険。
車税というのも払わなくてはいけない税金です。大体車にタイ年号のステッカーが貼ってありますが、それは車税を払った証明なんです。
購入した時の交渉によると思いますが、幸い私たちはその全てを代行してくれました。
個人間の取引の際には、この辺りは要注意だと思います。
とはいえ、その全て合わせても2000バーツ行かないくらいですから、そこまで警戒する必要はないかもしれません。手間の問題だと思います。
私の行動まとめ
話が全般に渡りすぎたので、私の購入までの流れを紹介します。
・ネットで車を探す。
・気に入った車がある中古車屋へ行って車をチェック。
・妻の了承を取る。
・イミグレオフィスで居住証明をもらう。
・パスポートと居住証明、お金を持って中古車屋さんへ行ってお金を払う。(イマココ)
・中古車屋が全ての手続きを代行してくれる。
・中古車屋へ行って、車を受け取る。運転して帰ってくる。
明日、車を受け取ってきます!!!
さいごに
これまでレンタルバイクやレンタカーの記事を書いてきましたが、ついに車を買っちゃいます。もう全額払ってきました。先ほどお店の人から全ての手続きが終わったとラインでメッセージがありました。
ドキドキ、ワクワク。
車があれば、島中遊びに行けます。
今後より一層プーケットを掘り下げてみなさんにお伝えできれば嬉しいです。
やったー!!!