プーケットでジェットスキーは乗っちゃダメ。詐欺の被害に合う危険性大。

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プーケットのジェットスキー詐欺は有名だと思いますが、また最近被害にあった方の話を聞いたので、改めて紹介します。

プーケットのジェットスキー詐欺とは

プーケットの各ビーチにはジェットスキーをレンタルする業者がいます。一度でもプーケットを訪れた方は見かけたことがあるでしょう。

あなたがジェットスキーをレンタルしたとして、具体的に手口を紹介します。

その手口

ビーチでのんびりしていると、ビーチボーイがあなたに声をかけてきます。

『ジェットスキーレンタルできるよ。免許なくても乗れるよ。一回どう?』

面白そうだなと思ったあなたは旅の思い出になるかと思い、ジェットスキーをレンタルすることにします。

『レンタルするにはパスポートを預かります』

パスポートを見知らぬ人に渡すのがいやなあなたは拒否しますが、人とぶつかったり船とぶつかったりした時に保険を使うためだ。でも実際そんなことはないけどルールで決まってるからしょうがない。ただ念のために預かるだけだと説得され、パスポートを渡し、ジェットスキーをレンタル。沖へ出てジェットスキー体験を楽しみます。

さて、所定の時間になったのでビーチに戻ると、業者がジェットスキーを見て何か騒いでいます。気がついたら、荒くれ者たちがあなたを囲みこう言っています。

『これまで付いていなかった傷がついている。弁償しろ!』

実際にぶつかったりしたわけではないあなたはそんなわけはない。何にもぶつかっていないし、傷がつくわけがないと反論します。

雲行きが怪しくなり、これは難癖付けて脅してきているのかと思い、警察を呼んでくれと言っても、向こうは全く怯みません。

『おー、わかった。なら呼んでくるぞ』と言ってむしろ向こうが呼んでくる始末。

警察も『傷つけちゃったならしょうがないよね』と言います。

お金をもらっているのかもらっていないのか、グルなのかグルじゃないのかはわかりませんが、警察としてもそう言わざるを得ないような状況です。確かに傷をつけた証明も傷をつけなかった証明もできません。

パスポートを取られているあなたは結局言うがまま。数十万バーツを払うことになるのでした。

本当によくある話です。

被害金額がどうあれ、こういう思いをすると旅行全体がスッキリせず、なんとなくイヤな感じになっちゃいますよね。

どう防ぐかはこちら。

プーケットでジェットスキーには乗らない!

 

身も蓋もありませんが、これが唯一絶対の正解です。

もしかしたら良心的な業者もいるのかもしれません。むしろそっちの方が多いのかも。

でもあまりに多くのジェットスキー被害者が出ているので、まずは乗らないことが一番です。

どうしてもということであれば、スマホのカメラでジェットスキーの隅々まで撮影して奥とか手段はあるかもしれません。そこまで情熱があるなら止めません。

 

*バイクのレンタルの際にもパスポートを預けるのがプーケットでは一般的です。

こちらの過去記事をご参照ください。

しかし、バイクレンタルで同じような詐欺・ボッタクリは聞いたことがありません。

バイク業者全員を信頼してくださいとは言いませんが、レンタルバイクでは大丈夫なんじゃないかなというのが個人的な意見です。

 

安心安全に楽しい旅行ができることを祈っています!