ブログのカスタマイズ記事たらい回しが気に入らないのは独りよがりか

f:id:bacchus--dionysos:20170106135320j:plain

このブログは多くの人たちの苦労と協力によって成り立っています。

コードやHTML、CSSに対する知識が一切ないので、ブログをカスタマイズする際はいろんな方の編み出したコードに頼っています。

このブログ全体のテーマは『Dude』というテーマを使っていますし、いろんなカスタマイズをしていくうちに

こんなことが出来るようになりました

ブログのカスタマイズ方法をググると…

世の中には優秀で親切な方がいっぱい。ブログのカスタマイズ方法やコピペで使えるコードなどがいっぱいネットで公開されています。

 

でも、検索でヒットするのがそういう人の1次情報ばかりとは限りません。

 

カスタマイズ方法をまとめているだけの2次情報3次情報まとめサイトであることがよくあります。コードはこちらから〜なんて書いてあったり、コード丸ごとなにも変更を加えていない状態でコピペされている場合もあります。

 

SEO的には文字数や情報数の多さによる、滞在時間の長さなどが評価されてランキング上位に表示されるのだろうと思いますが、それに腹が立ちます。

 

なにに腹が立つか。

  • 1次情報までたどり着くまでに余計な手間がかかる。
  • 実際に手を動かしたわけではない人が恩恵を受ける。

新しいリンクはタブで開くようにしています。元々読んでいたものをすぐに比較できるようにしたいからです。

最初に開いたページが3次情報だった場合、タブがどんどん増えていきます。それで自分のカスタマイズページを開いているとどのページがどこに行ったのかわかりにくくなり作業効率が下がります。

すぐにタブを閉めればいいのはわかっています。ただその手間をかけさせられている事実に腹が立ちます。

 

またSEO的にランキングが上であれば、PVも増えます。そしてアドセンスなどの広告を入れていれば、実際にコードを考えたわけではない人の報酬になります。

コードは無料公開されているものですが、作成者にはそれくらいのインセンティブはあって然るべきだと思います。

 

私がコードを書いている本人ではないのですが、どうしても気になります。

  • 苦労した人はそれに見合った対価を得るべきである。

これが健全な社会の前提だと思います。

ブラック企業を辞めたからこそ、強く思うのかもしれません。

 

インターネットの本質は複製と拡散である

でも、こんなことに腹を立てているのは私だけかもしれません。

私の2016年ベスト本である『インターネットの次に来るもの』

この本によるとインターネットの本質というのは複製と拡散であるとしています。

確かにインターネットというものによって様々な情報が無断で複製されて拡散されています。それに、Linuxなどのオープンソースの発展も忘れてはいけません。

著作権とかを気にせず、人々がボランティアでコードを綴っていき、コードの知識がない人でも簡単に入手して便利に利用することができる。

これがインターネットが描く理想の世界のようにも感じます。

今やゲームですら自分でMODを入れてカスタマイズできるようになっています。有志が作ったイベントを入れ込んでゲームをより楽しむことができます。

 

じゃあ、無料公開しているコードを利用してお金儲け・PV稼ぎをしていいのでしょうか。

 

う〜ん、納得いかない。

 

さいごに

コードについて勉強するようにはしているのですが、基本的にはさっぱりです。いまだに意味不明な世界です。

でも、そういう人がインターネットの世界を豊かにしているんだと思います。

だからこそ、コードを書ける人を尊敬しています。

 

そういう人たちの苦労がしっかりと報われることを祈っています。